漢方の先生と西洋の先生に聞くことの違いは?
病院に行くといつも先生から聞かれることより、先に自分は言いますね。
大体:熱は何度?血圧はどのぐらい?どこが痛い?
すでに病気になった時のことでした。
でも、漢方の先生の所に行くと先生からいろんなことを聞かれます。
初めて漢方の先生に聞かれ、「へぇ?これも聞かれるの?どう答えるの?」と困ることがありませんか?
実は漢方の先生はわずかな体の情報をとられ、五臓六腑のバランスのことを全体をみるため、いろんなことを聞くのです。こちらはすべて大切な体の情報です。
漢方のお医者様の問診内容は大体この感じです。
問診の内容
1)一般状況(姓名・年齢・性別・婚姻・職業・住所)
2)生活習慣、飲食の嗜好
3)家族歴、既往歴
4)現病歴(発病[原因と結果]・治療経過)
5)現在の症状(現症)
寒熱・汗・頭身・胸腹・耳目・睡眠・飲食と味覚・二便・女性の生理・妊娠・更年
期状況
ここでは、問診の中でも最も重視される現症について取り上げる。
例えば、体温について西洋の先生は「熱がある?何度ですか?いつから?」だけを聞くんですが、漢方の先生は悪寒と発熱の有無を質問する。
漢方の先生は具体的には、悪寒と発熱がともに出現するのか?あるいはどちらか一方が出現するのか?ほかに、出現時間、寒熱の軽重と特徴、兼証などを質問する。
中医学的概念というと
●悪寒とは……(畏寒、悪寒との区別) 悪寒 寒けを感じ、暖かくしても収まらない 畏寒 寒がる。暖かくすれば治まる 悪風 軽度の悪寒
●発熱とは…… 体温が正常体温より上昇する。あるいは全身、もしくは体の一部分(五心煩熱*等)に発熱を自覚する。
*五心煩熱:五心とは、手のひら・足のうら・胸中を指す。手のひら足のうらに熱感があり、心煩を伴うことを五心煩熱という。
●寒熱のパターン 悪寒発熱、
但寒不熱、
但熱不寒、
寒熱往来の4種類をみるなどなど!
治療と養生という診る視点も違うので、自分の体と向き合う時、使い分けて診る方がおすすめです!
悪寒と発熱の有無を質問する。具体的には、悪寒と発熱がともに出現するのか?あるいはどちらか一方が出現するのか?ほかに、出現時間、寒熱の軽重と特徴、兼証などを質問する。
●悪寒とは……(畏寒、悪寒との区別)
悪寒 寒けを感じ、暖かくしても収まらない
畏寒 寒がる。暖かくすれば治まる
悪風 軽度の悪寒
●発熱とは……
体温が正常体温より上昇する。あるいは全身、もしくは体の一部分(五心煩熱*等)に発熱を自覚する。
*五心煩熱:五心とは、手のひら・足のうら・胸中を指す。手のひら足のうらに熱感があり、心煩を伴うことを五心煩熱という。
●寒熱のパターン
悪寒発熱、但寒不熱、但熱不寒、寒熱往来の4種類がある。
悪寒発熱 悪寒、発熱共に出現 表証
但寒不熱 畏寒のみ出現 裏寒証
但熱不寒 発熱のみ出現 裏熱証
寒熱往来 悪寒、発熱交互に出現 半表半裏証
このように漢方の先生と西洋の先生に聞くことを、みる視点が違うので、もちろんどっちも良さや強みがあるので、私たちは治療と改善して欲しいかそれとも予防と改善をして欲しいかによるでしょうね。
予防なら日頃に自分でできる、家族でできる、治療なら、やはり先生ですね。
あなたがどっちを選びますか?
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愛かっさの理念:
自分の体を自分で守る 家族の健康がママは守る 家族の幸せが健康から!
愛かっさの目標:
1。一家に一人かっさができる人を増やしたい
2。女性は自立にする新しいライススタイルとワークスタイルを作り上げていく。 ************