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コロナ時期の「肝」+「脾胃」のケア

コロナの在宅時期に、身体の不調があり、気分が落ち込みやすい。悩みやストレスを抱えていると体調を崩してしまったことを耳に入りました。

中医学は心と身体は一つという考え方があります。心と身体の状態は互いに影響し合っていると考えます。そのため、ストレスの対処も精神面だけでなく、身体を整えながら、心身全体をバランスよく保つことを大切です。

身体の中でストレスと深く関わっているのは、五臓の「肝」「胃腸」です。

肝は体内の「気」(エネルギー)の流れをスムーズに保ち、ストレスをコントロールする働きがあります。また、身体に栄養を与え、精神を安定させる「血」の貯蔵庫でもあります。

ところが、体内の血が不足していたり、過剰なストレスを受けたりすると、肝の機能が低下してストレスをスムーズに発散できなくなってしいます。結果、イライラや情緒不安定、不眠、胃痛など、さまざまな心身の不調につながるのです。

気は「脾胃(ひい)」(胃腸)が消化吸収する食事の栄養から生み出されるため、脾胃を健やかに保つことも大切です。

身体を整え、ストレスに上手く対処することは、病気を予防するためにも大切なこと。コロナ時期にゆっくりと自分の体と心を向き合う機会として自分の身体を振り返り、ストレスに強い身体づくりをめざしましょう。

肝と脾胃のケアについて私たちは足かっさで調えることができますが、かっさができない方なら、まず脾経の原穴「太白」ツボを刺激することにより、先に気を補っていく方が簡単で実用になります。

やり方はまず、一つ大豆を太白のツボに絆創膏で貼り付けて、その上に軽く押したり、揉んだりマッサージをしたりをすることを試してみてはいかがでしょうか?


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