コロナ在宅に喉が痛い、歯が痛いがありますか?
最近、家族の中に、歯が痛い、喉が痛い、寝れない、イライラ、朝に起きたら、痰が絡んでいる人がいませんか?
これは中医学の立場から見れば、「上火」と言います。この「上火」は翻訳している方にとっても難しい言葉です。中医学という知識がない方なら、ただの文字の開設できません。中日辞典でも「のぼせた状態、火照った状態」とててきますが、実はこの「上火」は「のぼせる」と少し意味が違います。
中医学の基本的な考え方で、人間の体には陰と陽というプラスとマイナスの力が働いて、この陰と陽のバランスを保つことが良いとみられます。体内には目に見えない”火”のような熱があり、その「火」が陽に傾いたら、つまり強くなりすぎて体内に熱がこもり、様々な器官に炎症が起きた状態のことを「上火」と言います。
「上火」の主な症状として、喉の痛み、歯の痛み、吹き出物、口の中が乾くやすい、不眠、口内炎、便秘などが挙げられます。
「上火」になる原因はいろいろありますが、コロナ時期「上火」の原因はもちろん、不安やストレス、夜更かしなどがありますが、それと「上火」し安いものを食べすぎたからともみられます。
「上火」し安い食べものは 辛いもの、脂っこいもの、乳製品など。例えば、四川料理屋バターたっぷりの洋菓子、揚げたての唐揚げは間違いなく美味しいですが、上火になりやすい食べ物です。
この「上火」になったら、対処法は「降火」になります。「降火」効果がある食べ物は胡瓜、ゴーヤなどのうり類の野菜、バナナ、なしなどの果物もあります。緑茶、プーアル茶でもおすすめです。
春の終わりに近くなってきて、夏はもうすぐの季節だから、早起きしましょう!
おへそや足の裏のツボ「湧泉」に「よもぎ温補セラピー」も大おすすめです。
中医学の「実則瀉之」と「引火帰源」との考えもあります!